冗長表現は伝わりにくい?WEBライティングは引き算の考えが鉄則です!
こんにちは、まつぼ(@matsubojob)です。
WEBライティング初心者の私は、少しでも文章をカッコつけたくて不要な言葉を飾りがち。結果として、読者に伝わりにくい文章になってしまうことも…。
結局修正に時間をとられてしまうので非効率!「一発で分かりやすい文章を書くにはどうすればいいの~?」と調べたところ、どうやら多くの方が悩んでいたのですね。
もしかしたらあなたも該当するかも?そんな「冗長表現」について勉強しました!
冗長表現とは
まず「冗長」とは、なくてもよいもの・無駄なものという意味です。
紙の文章と比べて簡単に離脱されやすいWEBライティングは、無駄なものをなくしていく「引き算の考え」 がポイントです。
文章全体を重くしてしまう冗長表現を取っ払い、すっきりと読みやすくしていきます!
初心者がやりがちな冗長表現3選
- 「~ということ」「~すること」など、文末の冗長表現
- 「の」「が」など、同じ助詞を繰り返す
- 「一番最初」「全て一任」など、類語の二重表現
冗長表現のパターン別改善策(例文付き)
冗長表現にはいくつかのパターンがあることが分かったので、例文を用いて改善策をまとめていきます。
「~ということ」「~すること」など、文末の冗長表現
私の場合「なんかこの文章回りくどいな~」と感じて文末を見直すと、大抵「こと」という表現が入っています。
たった二文字ですが、されど二文字。
「~ということ」や「~すること」をなくしたら劇的に改善されました。
×例 冗長表現あり
- 睡眠不足だと、ストレスが増えたり頭痛が起こりやすいということがいわれる。
- あんなに練習したのだから、きっと本番も成功することができるだろう。
○例 冗長表現なし
- 睡眠不足だと、ストレスが増えたり頭痛が起こりやすくなってしまう。
- あんなに練習したのだから、きっと本番も成功できるだろう。
文末の冗長表現を頻発すると「文字増し」とみなされてしまうことがあるので要注意!
文字増しについてはこちらの記事もご参考ください。
「の」「が」など、同じ助詞を繰り返す
長文を書いていると、つい同じ助詞を繰り返してしまうことはありませんか?
一文で「の」や「が」が続くと、主語が分かりにくく幼稚な文章になってしまうので注意しましょう。
×例 冗長表現あり
- 彼の母の趣味のガーデニング用品を購入した。
- これまで塾に何度も通ったがあまり成果がなく、原因を考えてみたが、やる気の問題だったと気付いた。
○例 冗長表現なし
- 彼の母の趣味であるガーデニング用品を購入した。
- これまで塾に何度も通ったがあまり成果がなく、原因を考えた結果、やる気の問題だったと気付いた。
一文が長く感じたら、一文一義になるよう区切ってみるのも効果的です。
「一番最初」「全て一任」など、類語の二重表現
「類語」は同じ意味の語句で、語句単体でも通じるにも関わらず類語を重ねてしまうことを「二重表現」と言います。
×例 冗長表現あり
- 一番最初に、卵を割ります。
- 本件は、彼に全て一任しました。
○例 冗長表現なし
- 最初に、卵を割ります。
- 本件は、彼に一任しました。
話し言葉だと自然に使えるけど、書き言葉になった途端に違和感を覚えるのが二重表現。
ここに挙げた以外にも「えっ、これ二重表現だったの!?」と思う類語は沢山あります。
WEBライター検定でも出題される難問なので、気になる方は「二重表現」「重複表現」で是非調べてみてくださいね。
多くの冗長表現はWordでチェックできる
ファイル>オプション>文章校正>Wordのスペルチェックと文章校正>設定>表現の推敲
今回紹介した「重ね言葉(=二重表現)」「のの連続」「が、の多用」には必ずチェックを入れておきましょう!
まとめ:WEBライティングは引き算の考えが鉄則!
WEBライティングでは「何を書くか」よりは「何を書かないか」という引き算の考えが重要です。
記事が書き終わったら少し時間をおいてから見直すと、違和感を見つけやすくなります。
過度な冗長表現をなくし、誰にでも伝わりやすい文章を心掛けましょう。
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