こそあど言葉は難しい?ライティングでは無理に使わなくて大丈夫です!
こんにちは、まつぼ(@matsubojob)です。
久しぶりにライティングについて勉強していると「こそあど言葉 難しい」「こそあど言葉 わからない」など苦戦を感じる検索予測が出てきました。
これ、先日受験したWEBライター検定の対策講義動画でも扱っていたような…?
なんとな~くで使っていたこそあど言葉。顧みるにはいい機会だと思い、さっそく勉強開始です!
こそあど言葉とは?
「これ(この)」「それ(その)」「あれ(あの)」「どれ(どの)」など、指示語を総称したものをこそあど言葉と言います。
自分に近いものは「こ」、相手に近いものは「そ」、お互いに遠いものは「あ」、お互いにわからないものは「ど」から始まる指示語で表現します。
もっと国語の授業のような説明をすると「指示代名詞」や「連体詞」といった指示語の種類に触れていくことになりますが、今回本題ではないので説明は省きます。
人・物事の距離で考えるという性質上、日常生活では対面において使用することが多いかもしれません。
結論から言うと、無理に使わなくていい
ざっくりと説明したこそあど言葉ですが、結論から言うとWEBライティングにおいては無理に使う必要はありません。
WEBライティングのレギュレーション(書き方のルール)では多用しないこと、もしくは使用を一切禁止にしていることも多いのです。
なぜあまり推奨されていないのか調べたので、2つほど理由を紹介します。
こそあど言葉を頻発すると読み手に伝わりにくくなる
先ほど、こそあど言葉は対面において使われることが多いと説明しました。それは「あれ取って~」と指を指したりジェスチャーで相手にヒントを与えられるからです。
一方、文章上ではどうでしょう。
「あれ」と表現されたとき、読み手に一発で伝わる可能性はグッと低くなります。こそあど言葉が多用されると文章がとっ散らかって、ますます分かりにくくしてしまうのです。
WEB上のコンテンツは、パッと見て読み手がほしい情報が見つからないと最後まで読んでもらえません。離脱されにくい明解な文章を心掛けましょう。
SEOライティングではキーワードとして認識されない
SEOライティングはGoogle、Yahoo、Bingなどの検索エンジンに認識されることを第一に求められます。
クライアントを伴うライティング経験はなくとも、副業ブロガーさんなら検索で引っ掛かるキーワードを意識しながら記事を書くことが多いはず。
SEO対策として狙っているキーワードは多すぎず少なすぎず適度に繰り返し、何度も登場させることが大切です。しかし、キーワードをこそあど言葉に置き換えてしまうと、登場する機会を減らしてしまいます。
つい語感がいいこそあど言葉に頼りたくなるかと思いますが、グッと我慢しましょう。
こそあど言葉の使用を回避する例文と解説
こそあど言葉を使わないライティングをするには、以下の方法が効果的です。
- キーワードを意識的に使う
- 接続詞を省き、一文一義にする
キーワードを意識的に使う
キーワードは「メロンパン」で、悪い例文と良い例文を作成しました。
×例 こそあど言葉あり
「△△」というパン屋さんの目玉商品はメロンパンです。その味は絶品で、沢山の賞を受賞しました。それを食べた多くの人が「最高のパンだ」と褒めたたえています。
○例 こそあど言葉なし
「△△」というパン屋さんの目玉商品はメロンパンです。メロンパンの味は絶品で、沢山の賞を受賞しました。△△のメロンパンを食べた多くの人が「最高のパンだ」と褒めたたえています。
口頭でのやりとりだと「少しくどいかな…?」と感じるくらいがWEBライティングではちょうどよかったりします。狙っているキーワードを適度に繰り返すことを意識してくださいね。
接続詞を省き、一文一義にする
正確な一文一義であれば、こそあど言葉を使わずとも伝わりやすい文章になりますよ。
一文一義を詳しくまとめた過去記事もご参考ください。
×例 こそあど言葉あり
私は毎日本を読んでいます。それはミステリー小説、恋愛小説が多いです。読書。それは習慣を超えた私の一部になっています。
○例 こそあど言葉なし
私は毎日本を読んでおり、ミステリー小説や恋愛小説を読むことが多いです。読書は、習慣を超えた私の一部になっています。
文章が長くなると、それだけこそあど言葉を使いたくなります。そんな時はまず、一文一義に直せるかを考えましょう。
伝わりやすい文章に、こそあど言葉は不要です
- WEBライティングにおいて、こそあど言葉は使わない方がいい!
- こそあど言葉を使うと、読み手に伝わりにくい&SEOに弱い文章になってしまう
- こそあど言葉を回避するにはキーワードを意識的に使う&一文一義の文章にする
少しややこしいこそあど言葉ですが、WEBライティングでは無理に使う必要はありません。むしろ、使用自体を控えてほしいと考えるクライアントが多いのです。
普段の会話でも使用を抑えてみると、きっとこそあど言葉を頼らないライティングができるようになるはずです!是非実践してみてくださいね。
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