文字増しはダメ?文字数不足を正攻法で乗り切ろう!
こんにちは、まつぼ(@matsubojob)です。
先日「文字増し」というライティングの禁止ルールを学びました。
最後のまとめ段落で「今回は~について話しました」的な要約表現やりがちなんですが、あれライティングにおいては「文字増し」っていうルール違反なんですって!知らなかった!書く場合は「記事は以上です」くらいにしよう🧐
まとめは本文の情報しか扱えないと思ってたけど、補足してもいいのね~💡📝— まつぼ (@matsubojob) July 6, 2020
文字数が足りないときだけでなく、なんとなく使っていたその言い回しもだめなのか~と驚きました!そこで、今回は文字数不足を正攻法で乗り切る方法についてまとめていきます。
ライティングの勉強を始めたばかりの方は是非お読みください~♪
文字数稼ぎと気付かれるのがダメ
文字増し全てがダメなのではありません。あからさまにここで文字数稼ぎをしているな、と気付かれてしまうのがダメなのです。どんな分野でもスラスラ書けているように感じる人がいるのなら、それは文字数稼ぎを悟られないテクニックがあるから!
ちなみに、あからさまな文字数稼ぎの一例はこんなものが挙げられます。注意しましょう!
- 「今回は○○についてまとめました」や「いかがでしょうか」などの冗長的表現
- 漢字を必要以上にひらがなに直したり、「、」「。」の句読点を多用している
- 自分のライティングが少なく、引用だらけになっている文章
なくても意味が通るような文章はいらないってことですね。
文字数が足りないときのテクニック
じゃあ文字数が足りないときはどうすればいいのか。答えはいたってシンプル!
文字を増やすのではなく、情報を増やすのです!
具体的なテクニックをみていきましょう。
小さな情報をくっつける
文字数不足はいわばリサーチ不足。文字通り情報を足していきましょう!
例えば「パイナップルの栄養素を伝える」というテーマで、以下のような文章があったとします。
- ビタミンB1はパイナップルに多く含まれています。
- 集中力アップに効くビタミンB1はパイナップルに多く含まれています。
ふたつの文章を比較すると②の方が情報が多く、文字数も増えているのがわかりますね。
また、本文中で扱った内容しか情報を出せないという先入観を持つ方が多いですが、そんなことはありません。むしろ、少しテーマから離れた情報の方が読み手の興味をそそります。
上記の例文をそのまま使うと「パイナップルが苦手なら、落花生やたらこでもビタミンB1を摂取できます」という文章や「パイナップルには肌荒れに効くビタミンCも豊富に含まれています」という文章も作れます。
たとえ話や比喩表現を使う
伝えることが上手な方は、たとえ話が面白いとよく言われます。面白いと感じたら、その話をもっと聞きたくなりますよね。それはライティングでも同じことが言えます。難しい説明もたとえ話でわかりやすく話しましょう。
- 口笛のコツは、舌を下の歯の裏に付けて口をすぼめることです。
- 口笛のコツは、そっとろうそくを吹き消すように口をすぼめることです。
どちらが分かりやすいかは一目瞭然で②ですよね。こと細かに説明することが必ずしもわかりやすいとは限りません。そのほか比喩表現を使うのもおすすめです。美人な女性を表現する際、そのまま言うよりも「女優のように美しい女性」と言った方が文字数も具体性も増します!
言い回しを変える
言い回しを別のものに変えることで、文字数を増やすことができます。あくまで文章の理解を助けるように肉付け・補足するイメージで行ってくださいね。
- 7月より8月は猛暑だ。
- 7月は低温で日射不足だったことに比べ、8月は熱帯夜が続き、猛暑日も増えた。
一見、違う文章のように感じましたか?でも、言っている意味は同じなのです。
①では「猛暑」という言葉で片づけていましたが、②では「熱帯夜が続き猛暑日も増えた」と言い回しを変えました。あとは7月に関して小さな情報を追加しています。
まとめ:文字数不足は正攻法で乗り切ろう
- 文字数が足りないときは文字ではなく、情報を増やそう
- テーマから少し離れた情報を出して、読み手の関心を引こう
- たとえ話や比喩表現を使って、わかりやすく説明しよう
- 文章全体の意味が変わらないように、言い回しを変えてみよう
文字数が足りないことに気付いたら、まずは「なぜ文字数が足りないのか」を考えることが重要です。安易に文字数を増やそうとすると、文章の流れがちぐはぐになったり、統一感のない文章になったりなど、クオリティを低下させる恐れがあります。
きちんと見直して原因がわかったら、今回おすすめした策を試してみてください。
是非お試しあれ!!
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